ロードバイク用700×23(25)cタイヤ(クリンチャー)の選び方を紹介します。ロードバイクのタイヤが磨り減ってきた、最近パンクが多い、雨の日が怖い…などの際に参考にしていただければ幸いです。タイヤの交換方法は「自転車のタイヤ着脱」を参考にしてください。また、縁の下の力持ち、インナーチューブについては「クリンチャータイヤ用インナーチューブの選び方」をご覧ください。
完成車付属のタイヤ
完成車、特に10万円前後のものには、たいていエントリーグレードのタイヤが装着されています。これらのタイヤは耐摩耗性(耐久性)に優れるものが多いですが、グリップ(滑りにくさ)、対パンク性(異物の刺さりにくさ)、乗り心地に劣るものが一般的です。本格的なライディングをされる場合は、よりグレードの高いタイヤに交換されることをお薦めします。
ロングライド向けのタイヤ
長距離走行される方、通勤、トレーニングなどで頻繁に乗られる方は、耐久性や対パンク性を重視したタイヤを選択することをお薦めします。公道上には小石やガラス片などパンクの原因になる異物が多数散らばっていることが多いので、パンクリスクが高いです。また、雨の日も走行される方はウエット性能に優れたものの方が安全です。
また、チューブも肉厚のものの方が空気抜けとパンクしにくさで優れています。軽量チューブを利用される場合は毎日空気圧を調整されることをお薦めします。
(例)公道走行を続けると?
Panaracer Duro Protex(現PANARACER (パナレーサー) RACE typeD →商品ページ)を前輪に装着したロードバイクで、公道を4000km以上走ると、このような状態になりました。パンクはしていません。通勤などで毎日乗られる方には対パンク性に優れたタイヤを強く推奨します。
※あくまで一つの例ですので、常にパンクしないことを保証するわけではございません。ご注意ください。
お薦めのタイヤ
- BRIDGESTONEロードバイクタイヤ(ロングライド向け) →商品ページ
- Panaracerロードバイクタイヤ(耐久性重視) →商品ページ
- CONTINENTAL (コンチネンタル) GRAND PRIX 4-SEASON →商品ページ
- PANARACER (パナレーサー) RACE typeD →商品ページ
ロングライドであれば、一般的な700×23cのタイヤよりも700×25cの少し太いタイヤが最適な場合もあります。700×25cのタイヤは700×23cと比べて、
- 加速や登りでは劣ります。
- 路面抵抗はほとんど変わりません。
- 乗り心地やグリップ、下りでの安定感は勝ります。
レースのような順位が最優先となる状況でもない限り、デメリットが目立つことはほぼありません。
レース向けタイヤ
レースなどで乗られる方、週1回ぐらいのペースでサイクリングされる方は、転がり抵抗とグリップ、重量を重視したタイヤを選択されることをご一考ください。ドライ専用のものは雨の日に扱いにくいので注意してください。
これらのタイヤは寿命が短いので、トレッド面に傷が見つかったり、磨耗して台形になったら交換することを推奨します。また、これらのタイヤの多くは「路面状態が良好である」という前提で、対パンク性などは最低限に設計されています。走行予定地の路面状況がよくない場合やパンクを極力避けたい場合には、ロングライド用タイヤやレース向けでも対パンク性を強調してある製品を選択されることをおすすめします。
また、チューブも R-Air →商品ページ 、ラテックスチューブ →商品ページ 、 軽量ブチルチューブ →商品ページ のような特殊仕様のもののほうがタイヤの性能を引き出せるのでお薦めです。ただ空気が抜けやすいので頻繁な空気圧チェックが必要です。
- BRIDGESTONEロードバイクタイヤ(レース向け) →商品ページ
- CONTINENTAL (コンチネンタル) GRAND PRIX 4000S →商品ページ
- ロードバイク用レースタイヤ(クリンチャー) →商品ページ
- PANARACER (パナレーサー) RACE typeA →商品ページ
番外編:クリンチャー以外のロードバイク用タイヤ
クリンチャータイヤは現在ほぼ標準の地位を確立していますが、一部の高級ホイールではチューブラー、チューブレスのような、特殊なタイヤ専用のモデルが販売されています。
- チューブラー
チューブとタイヤが一体化したフラフープ状のタイヤで、専用のリムに専用接着剤や専用両面テープで貼りつけて利用します。
リムの耳がないためホイール外周部の軽量化が可能で、チューブが円筒状のタイヤに密閉されているため異物が刺さらない限りパンクしにくい、クリンチャーよりタイヤサイドをしなやかにできるためショック吸収性が高く、グリップも安定しているためコーナリングが楽といったメリットがありますが、パンクすると修理が面倒で実質使い捨てとなる、タイヤを接着して固定しているため、安全性を維持するには日頃の点検と知識が必要といったデメリットも存在するため、現在ではプロレーサーと一部の愛好家向けとして販売されています。 - チューブレス
リムとタイヤに工夫することで、チューブを不要にしたタイヤです。チューブがないため路面追従性が高まり、ショック吸収性にも優れます。また異物が刺さらない限りパンクしにくいという利点も有ります。レース向けMTBではすでに普及してる形式です。しかしタイヤを固定するために一気に空気を入れる必要があり、タイヤ取り付けにコツがいる、出先でパンクすると携行しているチューブを仕込んで修理するか、CO2インフレーター →商品ページ を使って修理する必要があり、面倒というデメリットもあります。まだ登場したばかりであり、これからの進歩が期待される形式です。
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質問・コメント一覧
お世話になります。
新しい自転車を買ってから、古い自転車に、あまり乗りません。
安物ですが、愛着があるので、
雨の日や近所の買い物用にしようと思います。
ただ使い込んだので、タイヤが寿命のようです。
26インチの自転車なのですが、
雨の日に向いたタイヤを教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
古川
26インチのタイヤとのことですが、一般に26インチという規格にも2種類あります。
「26×2.1」といった小数点表記されるものはHEという規格で主にMTBなどに採用されております。
「26×1-3/8」といった分数表記されるものはWOという規格で主にシティサイクルなどに採用されております。
この2つの規格に互換性はありませんので、今装着されているタイヤに刻印されているサイズ表記をご確認いただいて、間違えないようにご注意ください。
雨の日用として、専用に販売されているものは、とくにないかと思いますが、MTB用スリックタイヤでは、全く溝の無いものがあります。そういったタイヤは雨の日には向かない場合があると思いますので、避けたほうがよいかと思います。
トレッド面にしっかりと溝のあるものをお選びいただき、なおかつ、雨の日は路面が滑りやすいので、スピードを控えて安全運転を心がけていただければと思います。
よろしくお願いします。新車購入時からのPanaのタイヤを使っています。前輪のタイヤですが、頂点からサイドに12ミリくらいの切り傷が出来て深さ1ミリくらい、サイドも10ミリくらい切れ黄土色の繊維が見えてしまっています。交換しなきゃダメでしょうか?まだ1000キロと走っていないのですが。また、交換は他メーカーにしたいと思っていますが、前後輪両方いっぺんに交換しなきゃだめですか?
こんにちはスタッフ山田です。
簡単な説明になりますがタイヤはゴム層と内部のカーカスと呼ばれる糸によって構成されています。
もちろん路面との接触によりグリップして走行できるのですが、当然路面にはいろいろな異物が
落ちており、知らずにガラスや金属片を拾ってしまうとは多々ございます。
ご申告のカーカスも切れている状況では、寿命になりますので交換という選択肢になります。
(そのままでご使用されますと、走行中にバーストするなど大変危険な状態になると考えられます。)
交換に際しまして基本は同じメーカーやサイズを基準にされるのが宜しいでしょう。
前後一緒に交換されるのもよし、片方だけでも別段構いません。
様々な種類のメーカーからタイヤがリリースされています中で、
極端に特性の違うものですと初心者の方では
バランスの点ではお勧め出来ませんが、遊びで使うものであれば制限は致しません。
経験豊富な方ですと、ご自分の力量に合わせて好みに合う特性のタイヤ
チョイスをされる場合もございますし、いろいろ試してみるのも楽しいかも知れません。
また、タイヤは新品でも路面状態によっては切れることもございますので乗車前後の点検は
必要かと思います。
豆知識として、ゴムは水分があると切れやすくなる特性がありますので、雨天での走行にて
パンクが多かったりするのも覚えておいて頂くと何かと役立つこともございます。
ロードバイク暦15日目で勉強中です。700×23Cのバイクです。ロングライド向けのタイヤの中で説明している肉厚のチューブとはどんなものがあるのですか。教えて下さい。
MTB用では、ダウンヒル向けの、より肉厚なのが出ておりますが、ロード用では普通の価格帯の安価なタイプでよいと思います。
たとえばマキシスのフライウエイトとか、ヴィットリアのウルトラライトなど、軽量をうたったものがございますが、重量よりも耐久性重視なら、そういったものは避けた方がよいでしょう。
現在のものは26-1.95でイボイボの大きなオフロード用です。
道路しか走らないので、軽快に走れる細いタイヤに交換したいです。
週末のお出かけくらいしか(たまにしか)乗らないので、安くて、でも耐久性のあるものを紹介してください。
また、サイズは26-1.95しか付けられないのでしょうか?
それと、タイヤがかわった時にチューブは今のままでしょうか?
こんにちはスタッフ山田です。
自転車の仕様が判らない為、明確なお答えが出来ずらいのですが
本来は元々付属しているタイヤのサイズが基本となります。
経験則で申しますとMTBでオンロード系ですと26×1.5-2.0のサイズ
でお選びいただくのが宜しいでしょう。
耐久性は保管条件の事もございます為一概には言えませんがタイヤサイドが
黒いゴムで覆われているタイプが良さそうです。
国内メーカーですとパナレーサーが人気ございます。
http://www.qbei.jp/product_info/product/34107/
http://www.qbei.jp/product_info/product/34106/
サイズ1.75あたりが案外使えます。
海外メーカーですとシュワルベなどいろいろございますが
マラソン系統は結構定番です。
http://www.qbei.jp/product_info/product/40570
またチューブはサイズ分けがございますのでタイヤサイズに合わせて
チューブのサイズも合わせます。
尚チューブも消耗品なのでタイヤ交換の際はチューブも新しくしましょう。