京都のスポーツサイクルショップきゅうべえsportsのメカニックが監修する自転車メンテナンス情報。
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ロードバイクの乗り方

最近ロードバイクに乗っている人をよく見かけます。そんな人たちを見てロードを買った、という人も多いでしょう。でも近くに詳しい人がいないと、デュアルコントロールレバーなどの独特な機構の扱い方がわからず、苦戦することは確実です。

そこで今回は、ロードバイクが初めての方向けに、ロードバイクの乗り方を説明します。

ロードバイクは、長距離を快適に走るためにドロップハンドルを装備しています。ドロップハンドルは、普段はブラケットに手をかけて走ります。登り坂、ゆっくり走るときはフラット部(※写真)を握り、呼吸しやすくします。下り坂、向かい風のときはドロップ部を握り伏せた姿勢をとります。

ロードバイクには前に2、もしくは3段のギア、後ろに8、9または10段のギアが付いており、長距離をこなすことができます。これらのギアを切り替えるため、 シマノ社製変速機の場合はデュアルコントロールレバーと呼ばれる機構、一部のモデルはWレバーという変速レバーが付いています。

デュアルコントロールレバーの使い方

シマノが開発した、ブレーキと変速レバーを統合したシステムで、カンパニョーロやSRAMからも同じコンセプトの製品が出ています。(レバーの形、動きは各社異なります)

使い方を実際に見て見ましょう。

ブレーキ

ブレーキのかけ方

ブレーキのかけ方

これはブレーキレバーを引くだけです。

リアシフトアップ
シフトアップ

シフトアップ

右レバーについている解除レバーを、「カチャ」と音がするまで 内側(SORAタイプなら下)に押します。

リアシフトダウン
シフトダウン

シフトダウン

右のブレーキレバー自体を内側に押します。

フロントをアウターにする
左のブレーキレバー自体を内側に押します。

フロントをインナーに
左の解除レバーを「カチャ」と音がするまで押します。

Wレバーの使い方

一部のロードバイク、ランドナーと呼ばれる旅行車に使われる変速システムです。

Wレバー

Wレバー

リア変速(後ろのギアの変速)
右についているレバーを手前に倒すと軽いギアになり、奥に倒すと重くなります。

フロント変速(前のギアの変速)
左についているレバーを、変速するまで手前に倒すと重いギアになり、奥に倒すと軽いギアになります。変速時にふらつかないよう気をつけてください。

※変速する時にはペダルを強く踏み込まないようにしてください。変速性能が低下します。

変速しないからと無理に強く踏み込むとチェーンやスプロケットを痛め最悪破損につながります。変速をする際にペダルに入れる力を軽く抜くと防げます。

無理に踏み込んでチェーンがねじれてしまった例(下画像)

ねじれてしまったチェーン

ねじれてしまったチェーン

正常なチェーン

正常なチェーン

また、アウターXロー(前も後ろも一番大きなギア板)やインナーXロー(前も後ろも一番小さなギア板)は、音鳴り、効率低下の原因になるので控えてください。

サドルの高さ

空気抵抗を減らし、筋肉を有効に使うため、多くのロードバイクサドルは、そのままでは足を着けないほど高くなっています。信号待ちなどでとまる時は、サドルから 降りて足を着きましょう。また、サドルの適切な高さは乗る人によって異なるので、サドルの高さ調整(スポーツ自転車編)を参照して正しい高さに設定し直してください。

完成車には、レーサーパンツの併用を前提とした固めのサドルが付属している場合が多いですが、普段着でのサイクリングでは硬すぎて不快な場合も多いです。

自分にあったサドルを選ぶ(ロードバイクのサドル選び)サドルの選び方をまとめていますので、ぜひご覧ください。

信号待ちなどの時は…

信号待ちなどの時は…

細いタイヤ

舗装路での抵抗を減らすため、ロードバイクはかなり細いタイヤを履いています。そのため、車道の排水溝、ガラス片、段差には十分注意して走行する必要があります。また空気圧管理ができていないととてもパンクしやすくなります。空気の入れ方はスポーツ自転車の空気の入れ方を参照してください。

ブレーキ

ロードバイクのブレーキは、前ブレーキ(一般的に右レバーが前ブレーキに対応)が停止、後ブレーキ(一般的に左レバーが後ブレーキに対応)がスピードコントロールに使われます。

※前ブレーキをかけすぎると前転する恐れがあるので、急激なブレーキ操作は控えましょう。

サドルハンドルの調整

ロードバイクという自転車は、いわゆるママチャリと違って、元々レース用の機材です。なので、慣らし運転を行い、初期調整をしっかり行なう必要があります。また、想像以上に速度が出る乗り物なので、常に回りに注意を向ける安全運転を心がけてください。車道逆走、無理なすり抜け、公道での暴走は大事故につながります。

そして、自転車事故で最も致命傷になりやすい頭部を守るための自転車用ヘルメット、手を保護するためのグローブは必ず装着してください。細かい点は自転車の安全装備を参照してください。

この説明は一般的なロードバイク向けの説明ですので、分からないことがあればプロショップに相談してください。

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質問・コメント一覧

  • 2010/11/06 - 初心者ku

    初めまして、自転車を初めて2日目です。(クロモリのロードバイクです。)まず乗ってみて。。。漕ぎ方がわかりません。ペダルはつま先で漕ぐのか、踵で漕ぐのか?つま先の方向は内向き?外向き?膝は内また?。。。考え出すとすべて不明です。変な癖がつく前に教えてください。

  • 2010/11/07 - k.matsumoto

    はじめまして。
    ペダルに関しては、拇指球(足の親指の付け根)がペダルの軸の真上辺りにくるのが一般的な前後位置です。ですので、足の真ん中よりちょっとつま先寄りといった感じでしょうか。
    つま先方向は、進行方向と平行を基本に、骨格などにより多少、内・外側に向くこともあるかと思いますが、著しく内・外側に向くと、疲れが早くなったり、脚の故障の原因にもなりますので、ご注意ください。
    膝なども基本的には真っすぐが原則です。
    漕ぐ際には踏み込み時に踵が下がらないようにご注意ください。

  • 2011/04/16 - 匿名

    はじめまして。最近ロードバイクに興味を持ち、次に自転車を買う時はロードバイクも選択肢に入れようと考えています。
    今はクロスバイクに乗っていますが、ママチャリより高いサドルに、やっと慣れてきたかなという程度です。
    ところで、もし細いタイヤが怖いとか、段差や一部舗装されてない公園などを通るときにトラブルが心配、
    というのであれば、ロードバイクにクロスバイク用のタイヤを取り付けることは可能でしょうか。
    是非教えていただきたいです。よろしくお願いします。

  • 2011/04/17 - mechanic

    こんにちは、スタッフ山田です。
    ロード車は早く走る為にタイヤ幅をアップする事はほとんど念頭に置いていません。
    クロスバイクのタイヤは残念ながら装着する事は無理とお考えください。
    経験上にはなりますが、パンクなどトラブルを軽減したい場合は
    耐パンク用強化ロードタイヤなども各メーカーから出ているので検討されるのも宜しいでしょう。

    但しロードのフレームやホイールは段差や未舗装での走行使用を
    基本的に考えておりませんので取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
    しかしながら、ロードの速さを体感されている方は増えておりますので
    用途に合致すれば非常に楽しい乗り物となります。

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