京都のスポーツサイクルショップきゅうべえsportsのメカニックが監修する自転車メンテナンス情報。
ロードバイク、MTB(マウンテンバイク)、クロスバイクなどの簡単な点検からパーツ交換・チューンナップといったメカニカル情報や、スポーツバイシクルの乗り方・選び方に至るまで、快適な自転車ライフのための情報を初心者にも分かりやすく解説。
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自転車用サスペンションについて

フロントサスペンションは、最近のMTBではほぼ必須の装備になり、また一部のコンフォート系クロスバイクにも搭載されるようになりました。忘れがちですが、サスペンションはメンテナンスフリーではありませんので、定期的な点検、場合によっては調整、メンテナンスが必要になります。

クロスバイク、普及価格帯MTB

普及価格帯グレード

普及価格帯グレード

街乗り車に搭載されることの多いグレードのサスペンションで、路面のショック吸収を目的としています。トレイル走行などの本格的なライディングには利用できません。

一般的にはほぼ調整不可ですので、最低一年に一回の定期的な点検を行うだけで十分ですが、雨ざらしにされると内部から腐食し、故障する確率が著しく高くなります。

レース、トレイルライド向けMTB

高級モデル

高級モデル

高価格帯MTBに搭載されることの多いグレードで、ショック吸収というよりは、フロントタイヤを路面にしっかり接地させることを目的としています。

調整箇所は比較的多く、モデルによっても異なるので、利用前に添付の取扱説明書を確認してください。今回は取り上げませんが、XC系では、 ショックポンプ →商品ページ と呼ばれる小型エアポンプで、乗り手の体重に合わせて空気を入れる必要があるモデルが多いです。必要な圧力はサスペンション本体もしくは取扱説明書に明記されています。また、ネガティブ/ポジティブエア、プリロード、ダンピングのような複数のパラメーターを乗り手に合わせることで、大変乗りやすい自転車にすることが出来ます。

また、モデルや走行シーンによっては半年に一回、もしくは一定回数走行後のメンテナンスが推奨されています。

難易度の高いサスペンションオイル交換作業などが必要な為、一年に一回はメンテナンス技術をもつショップでの点検、調整が必要になります。もしライダー自らが行う場合は、サスペンションメーカーからサービスマニュアルを入手し、所有しているモデルの項目を参考にして、慎重に行ってください。

サスペンションの点検

インナーチューブの傷チェック

インナーチューブに傷が入っていないか確認してください。この部分に傷があると、サスペンション内部のパーツを痛め、水分やごみが入りやすくなるので交換が必要となります。

外装が痛んでいないかチェック
サスペンション本体やゴムパーツにへこみやゆがみ、破損がないか確認してください。大きな傷や変形が有る場合は詳細な点検のためショップや発売元に点検を依頼してください。

スムースに動くかチェック
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(ロックアウト機能がある場合は解除してから、)サスペンションを沈み込ませたとき、どこかで引っかかる感じがするときは、サスペンション内部でトラブルが発生している場合があります。

購入後間もなかったり、長期間利用していなかった場合は、最初は動きが渋い場合があります。数回ポンピングするように動かしてみてください。

水分が浸入していないかチェック
サスペンション内部に水分が浸入すると、内部のパーツが腐食し、内部のオイルが乳化し性能が大きく低下します。

サスペンションを沈み込ませたとき、本体から乳白色のオイルが漏れてきた場合は、すでにかなりの水分が入り込んでいますので、すぐに利用を中止してください。

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質問・コメント一覧

  • 2011/02/22 - 匿名

    インナーチューブの付け根部分に錆びが出てきましたが、錆び落としで落としてよいのでしょうか?変に傷が付かないか心配です。アドバイス願います。

  • 2011/02/26 - mechanic

    こんにちはスタッフ山田です。

    サスペンションのインナーチューブに錆びが出ている状況ですと

    腐食が進行していますので対処方法としましては、正直のところございません。

    錆を落としても腐食は止められませんので、強度は低下していきます。

    サスペンションフォークは舵をとる重要な部品ですので、

    そのままですと事故や重大なトラブルにも繋がります。

    場合によっては買い替えになることもございますので、

    購入されたショップにて相談されることをお勧めします。

    一般的な予防措置としましては、定期点検や室内保管・雨天走行後の洗浄など

    手入れをしていただくことで良い状態を保持できるかと思いますが、

    形あるものは当然寿命があります。

    以上のことを踏まえていただきサイクルライフを楽しんでください。

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